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鈴木ジェロニモ さん

スズキジェロニモ

プロダクション人力舎所属のお笑い芸人[鈴木ジェロニモ]のネタ動画や情報を紹介。

鈴木ジェロニモ


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鈴木ジェロニモ

よみがな:すずきじぇろにも
本名:
生年月日:1994年4月27日
血液型:B型

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鈴木ジェロニモ note

鈴木ジェロニモ お笑い芸人|短歌|説明|空耳ボイパ|プチ歌集『晴れていたら絶景』|ラジオ『鈴木ジェロニモのGERA NEXT』|栃木県さくら市出身|エッセイ「揚げ物ブラザーズ」(『文學界』2024年2月号)「伝統ない短歌賞」(『短歌研究』2024年2月号)

  • 2023
    on 2023年12月31日 at 18:00

    2023年を振り返ります。1月 「R-1グランプリ2023」準々決勝進出2月 「R-1グランプリ2023」準決勝進出・敗退「第5回笹井宏之賞」最終選考3月 「R-1グランプリ2023」復活ステージTBS「ラヴィット!」出演4月 銃口ってこんな冷たいんすね5月 テレビ東京「ぴったり にちようチャップリン」出演スキマスイッチさんのYouTube出演6月 日本テレビ「ニノさん」出演YouTube「水道水の味を説明する」公開7月 フジテレビ「ぽかぽか」出演毎日新聞「母校をたずねる」掲載YouTube「「チョコぬいじゃった!きのこの山」の味を説明する」公開(株式会社 明治様案件動画)8月 日本テレビ「ウチのガヤがすみません!」出演日本テレビ「ニノさん」出演ウルトラ寿司ふぁいやーさんワンマンライブゲスト出演AマッソさんのYouTube出演9月 文化放送「おとなりさん」出演10月 トンツカタン森本さんのYouTube「タイマン森本」出演TBSラジオ「ONE-J」出演11月 YouTube「こんにちパンクール」出演プチ歌集「晴れていたら絶景」発売ラジオ「鈴木ジェロニモのGERA NEXT」配信(全4回)さのみきひとさんソロライブゲスト出演穂村弘さんとの対談「短歌のあなた」出演12月 TBSラジオ「ONE-J」出演プチ歌集「晴れていたら絶景」増刷テレビ朝日YouTube「まいにち賞レース」出演続きをみる

  • ウチのガヤがすみません!
    on 2023年8月5日 at 22:05

     新橋駅の改札を抜けて汐留方面に歩きました。黄色い看板で案内される出口をいくつか視界に入れながら通り過ぎて、ここだと思う広い階段のどちらかと言えば右の方を地上に向かって登りました。晴天の中に日本テレビが見えました。黒々と光るその社屋は豪雨が地面を掘るように上から下に聳えていました。 通用口に向かいました。受付の警備員さんに名前を伝えました。ウチのガヤがすみませんの収録で来ました、プロダクション人力舎の、鈴木ジェロニモです。「はい。すみません、もう一度お願いします」。おそらくどこかの、もしくは全ての声が7月の蝉に負けました。もう一度名乗って、通行証をいただきました。通行証には青い紐が付いていました。首掛け式でした。首に掛けようと思って、やめて、手に持ちました。エレベーターで13階に向かいました。地面から上へ離れる自分の存在を確かめるように、右手の通行証を少し強く握りました。 13階の楽屋には既にバンくんさんがいらっしゃいました。数分して伊東先生さんもいらっしゃいました。3人で待機しました。収録への緊張から話すとも黙るともなく、水に石を沈めるように楽屋の椅子に繰り返し座りました。 「遅くなってすみません。お弁当どうぞ」。スタッフの方がお弁当を運んでくださいました。オーベルジーヌのカレーでした。触ると崩れる美術品のように机の上の弁当容器を3人でしばらく眺めました。譲り合って選び合って僕はエビカレーを手に取りました。選んだカレーの写真を撮って、緊張しながら食べ始めました。ルーがプラスチックのスプーンの上で球体に近づこうとしました。食べ終えた容器を元の形に重ねました。丸みを帯びた四角い容器は新しい小さな駅舎のようでした。誰からともなく話し始めました。ネタの確認をし合ったり、その日までの準備を労い合ったりしました。 リハーサルは理解の外側で慌ただしく進みました。大勢の大人が廊下に現れたり居なくなったりしました。感覚としては突然、収録本番が始まりました。テレビで見ていた方々が、目の前に人間の姿で現れました。祭りでした。沸騰したように全身が熱く震えました。僕の番が訪れて、僕の体が立ち上がりました。何台もあるテレビカメラが銃口のようにこちらを向きました。前だと思う方を見ました。 手を伸ばせばぶつかる距離に、フットボールアワー後藤さん、ヒロミさん、チョコレートプラネットさん、ゲストの上沼恵美子さんがいらっしゃいました。ネタをやらせていただきました。助けてくれ。誰も助けるな。自分の中で2つの声がぶつかりました。 「お疲れ様でした! ウケてましたね!」。収録が終わって担当のディレクターさんが声をかけてくださいました。そのディレクターさんは連日深夜までネタの打ち合わせをしてくださっていました。当日も朝から準備に忙しかったはずなのに爽やかな笑顔を見せてくださいました。その瞬間が一番若く見えました。 放送を家のテレビで観ました。「鈴木ジェロニモ!」と紹介を受けて僕が映りました。ボイスパーカッションをしながらフリップをめくっていました。目はどこも見ていませんでした。変だなあ、と思いました。上沼さんが〈刺さってない〉の札を上げられると信じられないような表情をしていました。笑いました。過去の自分の小さな不幸を未来で待っていたような気がしました。窓から見える大きな月を窓を開けて見ました。ありがとうと言わせてください続きをみる

  • ニノさん
    on 2023年6月15日 at 19:55

     新橋駅を汐留方面に出て日本テレビに向かいました。曇りでした。オーディションに落ちに行って実際落ちて帰ってくる道としか認識できていなかった長い横断歩道は赤信号で、そこで安全のために立ち止まりました。緊張よりは不思議という気持ちでした。その気持ちを落ち着かせるように、視野に対して垂直に通過する現実の車を目と耳で認識しながら待ちました。信号が青になって渡りました。右の方に大きなビルが見えてきました。そのビルは地面の上に立てたというより地下から膨大なエネルギーを吸い上げた大樹のように区画一体を率いて天に伸びていました。そこが日本テレビでした。 整備された外階段を登って2階の受付に向かいました。受付の方に「ニノさんの収録で来ました、プロダクション人力舎の鈴木ジェロニモです」と言いました。言いながら、そんなわけないだろう、と思いました。受付の方は「はい。入館証をお渡しします」と受け入れてくださいました。不思議でした。30階にあるという楽屋に向かいました。2階からエレベーターに乗って、エレベーターに乗り換えるためにエレベーターを降りました。同じ箱に乗っていたおそらく社員の方々が当たり前のスピードで乗り換えていく背中を照射するように追いながら、高層階向けのエレベーターに人間ひとり分のスペースをとって収まりました。 30階の楽屋は僕ひとりのために空けてくださった空間で「第一応接室」という名前でした。観光地に立つ塔のように外側の二面がガラス張りになっていました。一望と言うにふさわしい景色で地上が遥か下に見えました。きのこのようにひらかれた傘がゆっくり動いていて、それで雨が降っていると分かりました。その景色はそこにいる僕に対して「一般の枠を外れていますよ」と暗に示唆するようでした。ずっと見ていたい気持ちとは裏腹に、体は窓に背中を向けて凭れました。 何も分からないままリハーサルが始まりました。スタッフの方が「二宮さんがR-1のネタ動画を見てジェロニモさんを推薦してくださったんですよ。頑張ってくださいね」と仰いました。意味が分からなさすぎて「はい」と言いました。 待ったとも待っていないとも言える時間を過ごして本番が始まりました。精巧に作られたセットの裏手に隠れるように待機しました。「出題者の方をお呼びしております、どうぞ!」。麒麟川島さんの声が聞こえました。打ち合わせの段取りを反芻するようにカメラに向かって歩きました。鈴木ジェロニモです、お願いします。言いながら、誰だよ、と思いました。 二宮和也さん、菊池風磨さん、麒麟川島さん、ガンバレルーヤさん、ゲストの稲森いずみさん。出演者の皆様がそれぞれ発光するように煌めいていらっしゃいました。カメラの奥には大人が国ぐらいいました。それはもはや港を離れた客船のように僕ひとりの足掻きをいい意味で物ともしない信頼を感じさせてくれました。港で手を振る僕に船上から手を振り返すつもりで、紛れ込んだ客船から遠い水平線を眺めました。 放送を家のテレビで見ました。鈴木ジェロニモと名乗る知らない人間がのっそり現れてボイスパーカッションをしながら無愛想にクイズを出題していました。不思議でした。出演者の方々の笑顔が映ると今日が日曜日である実感がやってきてとても安心できました。 友達からLINEで動画が送られてきました。動画の中では彼らの生まれたばかりの赤ちゃんが『ニノさん』を見て笑っていました。ああ、と思いました。メッセージが添えられていました。「うちの子もニノさん見て笑ってるよ」。人生の何を諦めてもいいと思いました。ありがとうと言わせてください続きをみる

  • ぴったり にちようチャップリン
    on 2023年5月7日 at 19:58

     夢が現実に姿を変えるにはいくつかの仕様変更を経る必要があって、その手続きは公的な書類のようにいくつかのひずみを伴う。ずっと「夢」として営業していた店が改装を経て「現実」として再オープンする、その初日のように不慣れで眩しい一日だった。 一般的には遅い朝を早い、と思いながら起きて、同居人のバローズ徳永と一緒にテレビ東京天王洲スタジオに向かう。オーディションで一回行ったことがあるくらいのちょうど最適ルート像が浮かばない行き先だったので、念入りに電車を調べた上で駅まで早足で歩く。まだ桜が散っていない春の道路は寒くも暖かくもなく、時間や温度の選択権すらも与えられているかような不安と自由が空じゅうに青く広がっていた。 新宿駅で品川行きに乗り換える。ほどよい通勤ラッシュに巻き込まれて乗りたかったりんかい線を逃し、次の山手線に乗る。しゃがんだ人間くらいのリュックを前に抱えて揺れる山手線が品川駅の直前で停車する。「安全確認のため……」。思ったよりも動かない。焦る。初めてのネタ番組の収録で遅刻は絶対に避けたい。平静を装って徳永に伺う。ちょっと、急ぎになりそうねえ。「うーん、そうねえ」。装っていることも含めて全く同じだ。 数分して電車が動き出す。グーグルマップが想定する徒歩時間を上回ろうと目で言い合って品川駅の改札を抜ける。通勤ラッシュのニュース映像に差し込まれるにふさわしい人間の波が前と後ろから来る。頭の中で『アイシールド21』の瀬那の走りをイメージしながら港南口へ抜ける。徳永が「こっちのほうが早いよ〜」と教えてくれた道を早足で進む。工場と工場の間にまだらな色付きタイルで舗装された歩道と桜並木が伸びている。過ぎゆく桜を車窓のように惜しみながら、人工的な直線の匂いがする港の方向へ急ぐ。 テレビ東京天王洲スタジオは商業用の船着場といった趣きで清潔に街に聳えていた。受付の警備員さんに丁寧に名前を伝える。鈴木 ジェ ロ ニ モ です。「バ ロー ズ の徳永です」。促された通りにエレベーターに乗って楽屋に入る。大きな楽屋の中央をくり抜くように配置された長机が角張った円を描いている。かぐや姫の光る竹のようにここになら座っても大丈夫と思われる椅子を見出して座る。何ごはんか分からない時間にお弁当をいただく。メイク室に行く。収録までは時間がある。楽屋にいらっしゃったトンツカタンお抹茶さんに誘っていただきバローズ、いろはラムネ(水上あめんぼは楽屋で仮眠していた)と一緒に近くのカフェに行く。 カフェの前に大きな桜の木があった。「写真撮ろうよ」。お抹茶さんがおっしゃった。地面と石にスマホを立てて桜と青空を背景に写真を撮る。一つのスマホに集まって、撮った写真を覗き合う。写真の中の僕たちはそれぞれ思い思いにポーズをとって笑っている。僕は無愛想に直立している。うん、すごくいい写真だ続きをみる

  • ラヴィット!
    on 2023年4月1日 at 19:45

     朝5時前に家を出てまだ暗い道を駅まで歩きました。外はだいたい暗くなるけれど今日はこれから明るくなるんだという嬉しさが眠さを上回りました。太陽と時間と足がそれぞれ前に動いて、踏んでいる暗い道のアスファルトが塗りたてのように新しく感じられました。建物が眠ったように静かな駅前通りに進むとなおさら、今日が特別な一日になることは強い確信に変わっていきました。 改札を抜けて乗った電車には思ったより多くの乗客がいらっしゃいました。これから仕事に向かう装いの方々が程よく着席した車両は、僕の一日が決して特別ではなく、日常の軒先に差す光のようにありふれた褒美であることを教えてくれました。悲しくはありませんでした。それはむしろ背中を押されるべき励ましだと理解しました。 6時前のTBSに到着すると身なりのきちんとしたスタッフの方が「ラヴィットはこちらです!」と案内してくださいました。未来の宮殿のようなエレベーターに乗って大きな楽屋に移動しました。楽屋には等間隔に長机が並んでいて、その上に台本やお弁当、飲み物、おしぼり、ティッシュなどが置かれています。驚くべきはそれらの配置が徹底的に管理されていたことでした。明るいモデルルームのような整然さにスタッフの方々の本気を感じずにはいられませんでした。 魔法のような目まぐるしさでリハーサルを終え、生放送が始まりました。テレビ局にしかない施設をいくつか抜けてスタジオ横に待機します。今まさに全国に流れている現場の声が大道具の壁越しに聞こえてきました。 僕がやっていることはこのスタイルのネタをやり始めた1年半前から、それより芸人を志した7年前から、もっと言えば物心ついた26年前から、わがままを他人に見せつけるという点では何も進展がありません。目の前にある鏡のような原木に虚像を幻視して得意気に彫刻し続けています。そこに突然テレビに映る機会をいただきました。不思議でした。それはこの数日間に湧き立った誰かの勇気だと思いました。僕を見つける勇気、僕を起用しようとする勇気、その提案を承諾する勇気。僕以外の勇気が結集した結果として僕はカメラの前に立ちました。大人の背丈ほどのテレビカメラが太い首を回してこちらを向きました。カメラのレンズに僕が映りました。僕は僕の目を見つめながら、おまえを死ぬほど笑わせたいと思いました。ありがとうと言わせてください続きをみる

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