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トンツカタン さん

トンツカタン

プロダクション人力舎所属のお笑い芸人[トンツカタン]お抹茶/森本晋太郎/櫻田佑のネタ動画や情報を紹介。

トンツカタン


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トンツカタン メンバー

お抹茶

よみがな:おまっちゃ
本名:菅原好謙
生年月日:1989年9月26日
血液型:B型

森本晋太郎

よみがな:もりもとしんたろう
本名:森本晋太郎
生年月日:1990年1月9日
血液型:O型

櫻田佑

よみがな:さくらだたすく
本名:櫻田佑
生年月日:1989年9月4日
血液型:AB型

Blog

トンツカタン森本バナシ

  • 相方口づけバナシ
    on 2018年4月28日 at 17:29

    コント『ケンカ』 僕たちのネタに『ケンカ』というコントがある。YouTubeの公式チャンネルにも上がっている動画なので見たことない方はぜひ一度見てほしい。 トンツカタン「ケンカ」 - YouTube このネタを書いたとき、僕は「どう見せればキスしてるっぽく見えるか」というのを第一に考えた。その結果、『櫻田が後ろを向く』という結論にたどり着いた。これなら実際にキスをしていなくてもある程度顔を近づければそれっぽく見える。 盲点 ネタ合わせの日、僕は台本を相方たちに渡した。まずは口頭で動きを説明し、その後ふたりに実演してもらった。予想通り、これならふたりがキスしているように見える。すると櫻田が 「たしかに正面のお客さんはキスしてるように見えるかもしれない。でも前列の端っこに座ってるお客さんはどうだ?」 その言葉にハッとさせられ、僕が座る位置を変えてあらためて見てみると、そこには数センチの空間を開け、目を閉じながらキスのフリをしているふたりの姿が露わになった。完全なる盲点だった。あと、目閉じてたんかい。 解決策 しかし、こればっかりはしょうがない。物理的にすべての角度を網羅することは不可能なので、このままの状態で練習を進めようとしていたら櫻田が 「いや…キスしよう」 ちょっとロマンティックに言うな。普段は僕の書くネタを文句ひとつ言わずそのままやってくれる櫻田が初めてハッキリと意見を言った。それが「キスしよう」なのかよ。そして彼は続けてこう言った。 「端に座るお客さんが実際にキスしてないと知ったら萎えるだろ?それだけは避けたい。だからキスするべきだと思う」 それを聞いて「キスしてた方が萎えるのでは?」と思ったが、彼の熱意に対してそんなことを言うのは野暮だった。しかし、まだ『キスされる側』である菅原の意見を聞いていない。 「菅原、おまえはどう思う?」 「おれは櫻田と同意見だ」 なんでだよ。なんで乗り気なんだよ。ちょっとは嫌がるとかないのかよ。しかし、こうしてふたりが実際にキスをすることで『お客さん萎え問題』が解決された。その後、本番を想定してキスありでネタをやったのだが、終わったあと菅原が 「ヒゲが当たるから、初めての感覚なんだよね」 知らねーよ。勝手にキスの感想を報告してくんな。その時間、間違いなく僕らは『この世でもっとも気味の悪いトリオ』だった。 お笑いハーベスト大賞 このネタが出来た数ヶ月後に『お笑いハーベスト大賞』という大会に参加した。僕らは準決勝でこの『ケンカ』のネタをやり、そのまま優勝することができた。そのときのお笑いナタリーの記事がこちら。     当時は優勝のよろこびでなにも思わなかったが、今見るとよくこんな『キモ見出し』を載せてくれたなと思う。ちなみに内容も     自分で読んでも腹立ってくるくらいの『キモ口調』になっていた。優勝を取り下げられてもおかしくない仕上がりだ。   そんなこともあって、この『ケンカ』はとても思い出深いネタだ。ネタ作りは僕がやっているが、その厚みを増してくれてるのは相方のふたり。 今後も我々トンツカタンのことをぜひとも、 チュウ目してほしい。

  • 大喜利ライブに出たバナシ
    on 2018年4月7日 at 18:28

    転脳児杯 先日、K-PRO主催『転脳児杯(てんのうじカップ)決勝』という大喜利ライブに出させていただいた。このライブは2日間の熾烈な予選を勝ち抜いた大喜利の猛者たちと、シードで決勝から登場する実力者たちが入り乱れ賞金5万円をかけて戦うガチンコ大喜利ライブである。ちなみに僕は芸歴1年目のとき予選に参加し、『木っ端微塵敗北』を経験してから距離を置いていたのだが、なぜか今回シードで呼んでいただいた。ちなみに同じプロダクション人力舎からは 岡野陽一さんトンツカタン森本いかちゃん という、『大喜利に定評なしメンバー』が召集されていた。 ライブ前 優勝賞金5万円という大金がもらえるということで、楽屋ではみんなかなり気合いが入っており、特にZAZYさんは 「5万円ほしい…絶対…5万円穫る…」 と、ちょうど隣にいる僕にだけ聞こえる『絶妙な声量』でつぶやきながら携帯をいじっていたのでなに見てるのか聞いたら 「いまネットで『大喜利 やり方』で検索してんねん」 手遅れだよ。なんでうしろの馬鹿よ貴方はファラオさんも興味津々なんだよ。 「『常識を少しずらす』か…なるほど」 真剣に読み込むな。その段階のやつ決勝いちゃダメだよ。 ブロック予選 決勝に残ったメンバーが2ブロックに分けられ、勝ち上がったメンバーが準決勝へと駒を進める。僕はファラオさん、岡野さんらと同じブロックだった。序盤はわりといい感じに回答できたのだが、途中調子に乗って下ネタ回答をしたところ『生まれたことを後悔するレベルのスベり』をかましてしまい、そこから動揺して全然ウケなかった。そこから回答がウケないたび、近くにいる岡野さんに向かって 「岡野さーーーん!!!!」 と断末魔のように叫んだ。それからは岡野さんもウケないたび 「森本ーーーーー!!!!」 どんな事務所なんだよ。今後絶対伸びないよこのふたり。そうこうしているうちに時間切れとなり、ポイントを集計して結果発表までいったん舞台上からハケることに。岡野さんがハケ際に 「5万ほしいんで準決勝残りたいです〜」 と言い出したので 「たぶん僕たちは残らないよ!!」 と言ったら客席から『共感の笑い』が起きた。フライングで結果発表された気分だった。数分後に正式な結果発表があり 岡野陽一さんトンツカタン森本馬鹿よ貴方はファラオさん が脱落した。 あんたもかよ。あの検索全然身になってないじゃん。 敗者復活 ブロック脱落し、楽屋で準決勝の様子を見て勉強しようと思ったらなんと各ブロックの脱落者による敗者復活戦が設けられ、そこで勝ち抜いた2名が準決勝に進むことができるという。そこには別ブロックで敗退していたいかちゃんもしっかりといた。つまりシードで呼ばれた人力舎勢は全員予選で敗退していた。事務所的にもこれはマズイので誰かしら勝ち進もうという誓いを立て全力で臨んだ。その結果、 岡野陽一さんトンツカタン森本いかちゃん大久保八億 の4名が脱落した。人力舎勢、『最速敗退』である。 「実は僕…」 楽屋に戻り、人力舎チームで反省していると同じく敗退した大久保八億くんがやってきて 「実は僕、元々人力舎の養成所に通ってまして…」 人力舎のフォーカードが完成した。もうこれは『養成所のカリキュラムごと』考え直したほうがいい。   こうして主催の方の「人力舎の芸人は大喜利が強いはず」という思惑を裏切る結果となってしまった。 そういう意味では、 『常識を少しずらす』ことができたのかもしれない。

  • 仙台営業バナシ
    on 2018年2月16日 at 16:44

    仙台営業 先日、『爆笑お笑いフェスin仙台』というイベントで仙台へ営業に行かせていただいた。テレビの人気者が集結するということもあり、2公演だったところが急きょ3公演に増えるほどの大盛況だった。僕らトンツカタンはありがたいことにこういった営業は月1くらいのペースで参加させていただいているのだが、今回初めてにゃんこスターとブルゾンちえみwithBと営業でご一緒させていただいた。 トントントン 初めて一緒になる2組のネタはぜひ見たいと思い、僕らの次の出番だったにゃんこスターを舞台袖のモニターで楽しく見ていると三四郎の小宮さんが隣にやってきて 「このあとふたりがこうして、そのあとああして、最後にこうなるから」 めちゃくちゃネタバレしてきた。僕の楽しみを奪っていくな。そのあとブルゾンちえみwithBのネタを見ていると、小宮さんが舞台袖に置いてあったマイクをなんの脈略もなく トントントン と叩いた。幸いカフが下がっていたので音が入ることはなかったが、もし上がっていたら会場中に『謎のトントン音』が響きわたるところだった。 「がんばれ〜」 小宮さんには僕が責任を持って厳重注意し、気を取り直してブルゾンちえみwithBのネタに戻ると「35億」のくだりに突入した。初めて生で見れると思ってワクワクしていると、ちょうど「35億」と言うタイミングで小宮さんが急いでカフを上げ、マイクに顔を近づけて 「がんばれ~」 とつぶやいた。なにをしているんだこいつは。なんとかBGMの音量と小宮さん持ち前の『声の届かなさ』で会場の人にはバレなかったが、こんなハイリスクノーリターンなことをする意味がわからない。もっと言うとブルゾンちえみwithBはがんばっている。僕とにゃんこスターのスーパー3助さんが小宮さんを責め立てていると 「もし聞こえたとしても対処できるよ!じゃあ僕らの時に森本が「がんばれ~」って言ってよ!絶対笑いに変えるから!」 どんな巻き込み方なんだよ。そんなの三四郎さんのネタの邪魔になるし、ファンの人に申し訳ないということを伝えると 「じゃあ音響として正式に頼みます!先輩のネタで音響頼まれたら断るの?断らないでしょ?ねぇ!」 なんでムキになってるんだよ。そうこうしているうちに三四郎さんの出番になってしまった。口頭で「がんばれー」のタイミングを『2箇所』伝えたあと、小宮さんは舞台上へと向かった。緊張と不安でいっぱいになった僕は3助さんに隣にいてもらうよう懇願した。 1箇所目 僕と3助さんが食い入るように三四郎さんのネタを見ていると、早速最初の『がんばれポイント』が近づいてきた。3助さんがタイミングを見計らって 「よし!森本くん、今だ!!」 「はい!」 急いでカフを上げ、マイクに向かって 「がんばれ~」 「…」 どうやら極限の緊張で『ほぼミュート』くらいの声量になってしまい、あまり聞こえなかったようだ。このままだとあの男になにを言われるかわからない。次はハキハキとマイクに声を通そう。僕は『謎の使命感』に包まれていた。 2箇所目 そうこうしてやってきた2箇所目のがんばれポイント。それはなんと漫才の『オチ台詞の直前』だった。そんなトリッキーなタイミングで大丈夫なのかと不安だったのだが、出番前の 「絶対笑いに変えるから!」 という言葉を信じてネタを見守った。そして漫才も終盤に入り、先ほどと同じ要領で3助さんが 「よし、今だ!!」 「はい!!」 慣れた手つきでカフを上げると、スーパー3助さんもマイクに顔を近づけ 「がんばれーーーー!!!!!」 とふたりで叫んだ。これは確実に会場に響きわたっただろう。達成感に満ちあふれた状態で舞台の方を見ると、静まりかえる客席、戸惑う相田さん、 「アッハッハッハ!!!」 腹を抱えて笑う小宮さん。「絶対に笑いに変える」ってそういうことじゃねーよ。 大反省会 その後舞台袖に戻ってきた小宮さんを僕らが糾弾すると 「あんな明確に言わないでよ!!聞こえるか聞こえないかくらいでいいんだよ!!」 「そんなの知らないですよ!!笑いに変えるって言ったじゃないですか!!」 「それはごめんなさい…」 そこは自覚あるのかよ。こうして『泥の反省会』が終わりそうになったところで小宮さんが 「ん?今思ったけど…なんで3助さんも『がんばれー』って言ったの?お願いしてないけど」 「いや、森本くんが不安そうだったから…」 「ふたりで言うとふざけてる感じするからやめてよ!!」 目も当てられない口論が再び始まった。楽屋にいた先輩方も呆れかえっていた。なんとか『みんな責任はイーブン』という結論でこの会話は終わり、ようやく解放されたと安心していたら 「よし、じゃあ次の公演はふたりとも舞台に出てきて『小宮ー!』って言おう!」 懲りてなかったのかよ。どうやら三四郎さんのネタ中にある、お客さんとコールアンドレスポンスする際に言う「小宮ー!」のタイミングで入ってきてほしいらしい。もう僕も3助さんもやけになって出ることにした。 「小宮ー!」 あっという間に次の公演が始まり、三四郎さんの出番中、僕らは舞台袖に待機した。   あきらかに自分たちの出番より緊張していた。そうしてやってきた小宮ポイント。僕たちは意を決して舞台上へと飛び出した。 「小宮ー!!!」 「ハハ…」 会場全体が『から笑いに包まれる』という地獄絵図ができあがった。しかし勝負はここから。小宮さんがきっと僕らをおいしく料理して爆笑をかっさらってくれるはず。 「おいおい、芸人が出てきちゃ、ダメだよー。ハハ…」 この人、心折れてる…!『より深い地獄』に連れてかれたまま、僕と3助さんは舞台袖へとハケた。あんなに楽しかった仙台で僕らだけ絶望に満ちた表情をしていた。   あの瞬間、僕らが欲しかったのは笑いよりも   みんなからの「がんばれー」だ。

  • フクロウ戯れバナシ
    on 2018年1月15日 at 15:51

    あうるぱーく 先月、パーパーあいなぷぅ(今月山田から改名)、卯月の酒井と一緒に池袋にあるフクロウと戯れることのできるお店『あうるぱーく』に行ってきた。池袋駅で待ち合わせてお店へと向かう道中 味のあるクリスマスのオブジェに先輩の僕がひとりで乗らされ 『そのまま巻ける距離』で撮られて不安になったりしつつもなんとか到着した。 「わかったから!!!」 店頭で店員さんの説明を聞き、いざ店内へ。基本的にフクロウたちはおとなしく、頭を撫でてもじっとしている子が多い中、双子のフクロウがめちゃくちゃ元気で 突然両肩に乗ってきてくれたりする。どうやら彼らは洋服の硬くて噛み応えのある部分が大好物らしく 僕のセーターを容赦なくついばんでくる。こんな顔になってしまっているが、意外にもセーターはノーダメージで、途中からついばんでくれることに愛おしさを感じ『ついばんでくださっている』という考えになってくる。しかし、あまりにも長時間ついばんでくるので見かねた店員さんが 「気に入ったのはわかったから!!!」 と、僕の両肩からフクロウたちを『素手で振り払う』という力業で引き離してくれた。 トレーナー あいなぷぅと酒井もフクロウを肩に乗せて楽しんでいたのだが   ん?   よりによって『ワシのトレーナー』着てくるな。店内で一番躍動感あるじゃねえか。 肩 その後、再度あの双子フクロウの片割れが僕の方に飛んできて 翼を頭に乗っけてきた。初めてのケースに戸惑っているとまたしても店員さんが近づいてきて 「肩組まないの!!!」 フクロウに肩組まれてたのかよ。完全にナメられている。絶対年下なのに。 創作意欲 ツイッターにフクロウと戯れている画像を載せたところ、しばらくしてから後輩芸人のフワちゃんからLINEが来た。     先輩を『インドの神』みたいにコラージュすんな。こうしてフクロウ尽くしの贅沢な一日が終わった。 たくさんのフクロウたちと戯れることによってとても癒された。 そして今年は芸人として、店内にいたあいつくらい羽ばたけるようがんばろうと心に誓った。 そう、     こいつくらい。

  • バード鳥山のR-1ぐらんぷりバナシ
    on 2018年1月10日 at 18:04

    R-1ぐらんぷり2018エントリー 先日、僕がインスタグラムの生配信サービス、インスタライブをプロダクション人力舎の養成所時代の同期である鳥山大介とやっているという記事を書いた。 おこたしゃべりバナシ - トンツカタン森本バナシ あれ以降、異常なペースに拍車がかかり、今は『月25〜30』のペースで配信をしている。そんな中、現在開催されているピン芸の賞レース『R-1ぐらんぷり2018』に二人ともエントリーした。僕は1月5日にエントリーし、一回戦を通過することができた。そして鳥山は『バード鳥山』という名前でその数日後の1月9日にエントリーをした。 謎のハートウォーミング 初のR-1ぐらんぷり、そして初のピンネタということでとても不安がっていたバード鳥山。毎日たくさんネタのことを考え、ああでもないこうでもないと頭を悩ませていた。そして迎えた1月8日の生配信。R-1ぐらんぷりを前日に控えた鳥山に対し、視聴者の皆様からものすごい数の応援コメントが届いた。そのときの動画をツイートしたものがこちらだ。   昨日の『おこたしゃべり』で、R-1ぐらんぷり一回戦を直前に控えた鳥山が視聴者のみなさまから送られたたくさんの応援コメントを見て、配信中にもかかわらず『ガチ感動』してしまう映像です pic.twitter.com/vxu6DmwpTd— トンツカタン 森本 (@oishiikabegami) 2018年1月9日   動画内でも言っているが、まるで『決勝前夜』のような顔をしていた。あらためて見返すと『苦節15年』みたいな顔もしている。たしかにとてもいいシーンだったので僕も一瞬感動しかけたが、ただの『若手芸人の一回戦』である。あと、僕の一回戦前夜はこんなにコメントはなかった。 配信後、皆様からのあたたかいコメントに目を潤ませながら彼は僕にこう言った。 「僕は、視聴者の皆様を愛しています」 うるせーよ。『来日した韓流スター』みたいな発言すんな。こうして彼は最高の状態で一回戦当日を迎えた。 一回戦当日 その日の昼に一回戦出番を終えたバード鳥山と夕方に落ち合った。結果発表は当日の夜ということで、ひたすらに待った。昨日応援してくれた皆様のためにも勝ち上がりたい。そんな思いがあふれ出てしまうのか、少し目を離すと すぐに『激祈り』をしていた。周りの視線が恥ずかしくなった僕は『偶然相席になってしまったんです顔』でやり過ごした。 結果発表 そしていよいよ結果が公式ホームページで発表された。さっそく二回戦通過者が載っているページを見ると     わかりやすすぎるだろ。『落ちた人間にしかできない表情』じゃねーか。こうして残念ながらバード鳥山のR-1ぐらんぷりは終わった。 生配信 結果発表直後に配信を行うと、またしても鳥山を労う大量のコメントが送られてきた。彼は今回R-1ぐらんぷりに出たことでたくさんのものを得ることができた。そのコメントたちに対し、彼は感慨深そうに 「僕は、皆様を愛しています」 また来日していた。そしてその大量のコメントに紛れて一件だけ僕に向けたものが流れてきた 「あ、そういえば森本さん二回戦がんばって〜」 僕は、皆様を愛していない。

  • ブログやっててよかったバナシ
    on 2017年12月31日 at 20:10

    ブログ開設 今年の7月に単独ライブを終え、その感想を書く場として開設したこの『トンツカタン森本バナシ』。思いつきで始めたわりには投げ出さずに更新を続けることができている。そのモチベーションを保てているのはいつも読んでくださっている皆様のおかげだ。特に最近は周りの芸人さんに「読んでるよ」と言ってもらえることが増えてきてとてもうれしい。 三拍子高倉さん 先日、三拍子の高倉さんにライブの楽屋で 「ブログおもしろいね!」 と言っていただき、ここまではめちゃくちゃうれしかったのだがその後 「この前なんか思わずプッって笑っちゃった例えツッコミがあったんだよ。……どれだっけ?」 知らないよ。正解を知ってるのはあなただけだよ。あと「ひょっとして○○では?」で違ったときのリスク高すぎるだろ。 「えーっとなんだっけ?なんかモヤモヤするな。ちょっと確認するわ」 そう言って携帯で僕のブログを読み始めた。せめて僕のいないとこでやってくれない? 「あ!この『レジ通すタイプの万引き犯』……これだっけ?」 だから知らないよ。ここまで来てわからなかったら迷宮入りだろ。 「あ、違う違う!この『料理人としての観点』だったわ」 違ったのかよ。結果的に『笑わなかった例えツッコミ』も紹介された形となった。 シャイニングスターズヒロタさん 自らが主催する『シャイニングスターズヒロタのお誕生日会』というライブにも誘ってくださり(そのときは僕が『原因不明の高熱』にうなされ出演をキャンセルした)、お会いするといつも気さくに話しかけてくれるシャイニングスターズのヒロタさんも 「森本くぅーーーん!!!ブログたまに読んでるよぉーーー!!!」 と、『本来33歳の男性がなってはいけないテンション』で言ってくださった。僕も同じくヒロタさんのブログをたまに読んでるので 「僕もヒロタさんのブログ、たまに読んでます!」 「こらぁぁぁーー!!!たまにってなんやねーーん!!!失礼やろがーーー!!!」 「いや、ヒロタさんも僕のブログたまに読んでるって…」 「あ!!!そうやったーーー!!!ごめーーーん!!!毎日読んでるよーーーーー!!!!!!!」 いや『テンションの一本槍』で事実ねじ曲げようとするな。たまに読むだけでありがたいんだから。 みさわ大福さん みさわ大福さんはお会いする度に僕のブログやツイッターの話をしてくれるのですが、先日同じライブになった時に楽屋のドアを開けたら中にいた大福さんに扉をぶつけてしまい、「すいません!」と謝ると 「これ、ブログの記事になる?」 なるわけないだろ。こんなプチアクシデント発信してたまるか。それからというもの   今日は、駅で偶然トンツカタンの森本さんに出会って、お話ししたのですが、思えば僕は、ちっちゃな声でネガティヴなことしか言わず、お別れしてしまったので、今後は「二重鉤括弧エピソード」に採用してもらえるように、日々、意識して過ごすようにしたい。森本さんに見限られたくない。菅原さんもいた— みさわ大福@歌ネタで話題沸騰中の (@MISAWADAIFUKU) 2017年8月24日   このような『ちょっとした反省文』を書くようになり、それがさらにエスカレートし、ついには   今日、トンツカタンに会ったけれど、森本さんのブログの記事にしてもらえるようなおもしろい事件はおこせなかった。いつか森本さんにおもしろいと思ってもらいたい、という思いを歌にしたので、よかったら聴いてください。 pic.twitter.com/FaYodbKp0R— みさわ大福@歌ネタで話題沸騰中の (@MISAWADAIFUKU) 2017年8月30日   『ブログの記事になりたい』という歌を自作していた。こんなことに才能と労力を使うな。 他にもいろんな芸人さんがブログについて言及してくれて、こんなにもうれしいことはない。   ファンの方だけではなく、周りの芸人さんにも支えてもらっているんだなと改めて実感できたので、ブログを始めてよかった。   来年もできる限り記事を更新するし、できる限りヒロタさんのブログをたまに読もうと思う。   リンク 三拍子高倉さんブログ 三拍子 高倉陵 オフィシャルブログ Powered by Ameba みさわ大福さんブログ みさわ大福 Powered by LINE シャイニングスターズヒロタさんブログ 新 夜は短し歩けよヒロタ

  • カタリカin座・高円寺2振り返りバナシ
    on 2017年12月30日 at 21:06

    カタリカin座・高円寺2を終えて 先日こちらのブログでも告知させていただいた、トークライブ『カタリカin座高円寺2』。 カタリカin座・高円寺2バナシ - トンツカタン森本バナシ こちらが無事終演したので今回はその模様を振り返りたいと思う。 来場者 普段20人キャパの会場で『ギリギリ満員にならない客入り』だったのだが、今回はなんと30人ほどのお客さんが来場してくださった。もちろん『カタリカ』史上最大の動員数でとてもありがたかったのだが、キャパが298人なので『あまり話題にならなかった邦画の最終日』みたいな客席になっていた。おかげで見る側のストレスはほぼゼロだったと思う。 because独唱 開演直前の暗転中にマロンフェスタわっしょい中村さんがひとりで板付き、彼が中学時代に作ったオリジナルソング『because』のAメロを歌い出すとともに徐々に舞台が明るくなっていくという粋な演出から本番がスタート。   マロンフェスタわっしょい中村さんのオリジナルソング『because』です pic.twitter.com/IF4yTcnMWx— トンツカタン 森本 (@oishiikabegami) 2015年3月11日   しかしこのような大きな舞台で、ましてや自分のオリジナルソングを独唱するという緊張からか、割と序盤で歌詞を飛ばしてしまい、 「フンフンフーン、@$#*〜」 と、『映画NANAで初めてGlamorous Skyのメロディーを聴き、適当な歌詞で歌い出す中島美嘉』みたいな手法でごまかしていた。 近況3大ニュース オープニングトークのあと、『近況3大ニュース』のコーナーが行われた。こちらはカタリカで毎回行っているコーナーで、前回のカタリカから今日までに起きた出来事を3つ紹介するというもの。いつも通りおとぎばなし花里、おにしめ遠藤、わっしょい中村さん、僕の順でしゃべっていくのだが、わっしょい中村さんのターンで大事件が起きた。2つ目のニュース 『この度わっしょいわ』(原文ママ) というタイトルのエピソードを話し始めたわっしょいさん。 「えー、実はこの度わたくしわっしょい中村…結婚しました」 会場が『まるで満席』かと思う量のどよめきで包まれた。なんと今年の9月にお付き合いしていた彼女さんと結婚したとのこと。共演者の僕たちも一切知らされていなかったのであまりの衝撃にしばらく絶句したあと、我に返った僕が今年一番の声量で 「2番目じゃねーだろ!!!!!!!!」 と叫んだ。3つあるエピソードの真ん中に結婚報告を入れるな。どうやったってこの衝撃を下回るに決まっている。そして迎えた3つ目のエピソード『ハッピーバースデー』を話し始めるわっしょいさん。 「えー、実は10月に子供が生まれまして…」 上回るんかい。唯一結婚報告を超えるエピソードをちゃんと3番目にぶち込んできた。まるで会場にお客さんが『500人』いるくらいのざわつきが起こった。なんと10月に第一子である男の子が誕生したとのこと。ようやくみんなも事態を飲み込み、あらためて祝福をした。この日一番大きな拍手が巻き起こり、わっしょいさんの愛されぶりを目の当たりにできた幸せな空間だった。ちなみにそのあと僕が3つエピソードを話したのだが、全員わっしょいさんの余韻に浸っていて誰もちゃんと聞いていなかった。 サインボール投げ その後、僕以外の3人がperfumeの『レーザービーム』を踊りだし、僕がずっとツッコんでいると大サビで一緒に踊り出すという『目も当てられないコーナー』を挟み、エンディングへ。せっかくならここでしかできないこともやろうということで地方営業などに行かせていただく際にやるサインボール投げのコーナーを設けた。普段営業でやる際は何千人といるお客さんに向けて投げるのだが、今回客席にいるのは『散り散りに座る30人』のため、どこに投げればいいのかわからないという問題が発生した。 話し合った結果、僕たちが『後ろ向きで放り投げる』という方法に落ち着いた。そうすればランダム性も増すし、なんといっても拾ってもらわれなかったことを直視しなくて済むという『最大のメリット』がある。そもそもそんなやつらがサインボール投げに手を出すな。 こうして無事誰も傷つくことなくサインボール投げを終えたのだが、あとから見学に来ていた後輩が 「遠くまで投げられたボールが段差から落ちてくるところをみなさん仕方なく拾っていました」 先輩のサインボール投げを『豪快なポイ捨て』みたいに言うな。あとよりによって『カタリカ』を見学しにくるな。 こうして非現実すぎる一日が終わった。次回以降はもちろんいつもの20人キャパの会場に戻る。 一度経験したことで、より一層がんばっていつかまた座・高円寺に帰ってきたいという前向きな気持ちでいっぱいになった。 後ろ向きなのはサインボール投げで十分だ。

  • おこたしゃべりバナシ
    on 2017年12月24日 at 16:04

    インスタライブ 今月の初めから『おこたしゃべり』というタイトルでインスタグラムの生配信サービス、インスタライブを行っている。タイトルの通りこたつに入ってしゃべるという1時間の配信で、僕と一緒にしゃべるのがよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属、芸歴2年目の鳥山大介だ。 この鳥山という男、実はプロダクション人力舎の養成所スクールJCAに通っていたときの同期で、1年間一緒に切磋琢磨した仲間である。そこから紆余曲折あり、よしもとの養成所NSCに入り直して現在芸歴2年目ということになっている。なのでオフィシャルな芸歴は違えど同期として接している。 10回目突入 このインスタライブ、始めた当初は週1回、多くて2回ペースという予定だったのだが、お互い家が近いこと、そしてプライベートの予定が少なすぎるという『悲しい共通点』があったため週3,4回ペースで配信している。そのせいで配信開始から20日で10回目に突入してしまった。 インスタライブの性質上、アーカイブが放送から24時間しか残らないため『常に初見の人を意識した配信』をテーマに掲げている。10回やったことで頻出するキーワードや流れも出てきたので、ここで一度おさらいを兼ねて紹介したい。 すがこ 『おこたしゃべり』において、鳥山はすがこという愛称で親しまれている。これは髪を切った直後の鳥山が橋田壽賀子先生の髪型に酷似していたためである。当初は鳥山も毎回ツッコんでいたが、それも無駄な抵抗だと悟ったのか最近では『一人称がすがこ』になるほど板につき始めた。橋田壽賀子先生のプチ情報もたくさんストックするようになった。 夜逃げ屋本舗 鳥山の第2の愛称。すがこほどではないが、たまに話の流れで出てくるキーワード。ある日鳥山と一緒にご飯を食べようと待ち合わせをしたら全身黒ずくめの格好に加え、その日購入したという真っ黒なキャップを目深にかぶりながら『闇夜に紛れて姿を現した』という出来事からついたあだ名。 おこたー 『おこたしゃべり』を見てくれている人の愛称。口に出すのが恥ずかしすぎて一度はなかったことにされそうになっていた。愛称を決めようという流れになった時、こういうのを決めるセンスが皆無の僕が苦し紛れに「おこたー」と提案したら鳥山が「めちゃくちゃいいじゃん!それだよ!それが正解!!」と、僕以上に『センスがバグっている』ということが発覚した。 プロダクション人力舎さん 最近インスタグラムのアカウントを開設した僕の所属事務所、プロダクション人力舎。そこそこの頻度でおこたしゃべりを視聴し、コメントも残していく。次の日解禁するライブ情報をなぜかここでフライング発表するというお茶目な一面もある。鳥山が所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーがどれだけすごいかという話をしていた時に『ニコニコした絵文字』を送ってきたときはさすがの僕も「我々もがんばるんだよ!!」と説教した。 「今日は本当にこたつ入ってますか?」 なぜか毎回ひとりはこたつに入っているかコメントで確認してくる。もちろんすべての回でこたつに入っているのだが、「今回は入ってるんですか?」と、『何回か入ってなかった時があったトーン』で聞いてくる。 「森本さん、前髪上げてください」 配信の序盤で来るコメント。僕の前髪を上げさせようとするが、断固拒否をした15分後くらいになんの前触れもなく前髪を上げ、おこたーが「時差!」とツッコむ。基本的に誰も笑ってはおらず、惰性で続いているくだりだ。ちなみに一度僕が前髪を上げるのを拒否した段階でコメントに 「初見の方ご安心ください、時差で上げますので」 と『初見に優しすぎてくだりを全部解説してしまう』というハプニングが発生したこともある。 全力ピッチングフォーム 配信の最後は僕が全力でピッチングフォームを披露して終了する。本当に無言でアラサーの男性がピッチングするだけなので、そのあまりのシュールさにここだけ『コメントが激減』する。これのせいで配信が毎回『急激な尻すぼみ』をして終わる。 以上のキーワードを知っておくとより『おこたしゃべり』を楽しめるはず。もちろん配信中にも逐一説明をしていくので、もし興味があればぜひご覧いただきたい。ちなみに今夜22:00ごろに配信予定だ。見逃しても24時間アーカイブが残るので大丈夫。 それが見られなかったとしても大丈夫。 どうせまたすぐやるから。 トンツカタン森本 (@smnypktn) • Instagram photos and videos

  • インターナショナルスクール時代の友人の誕生日会バナシ
    on 2017年12月18日 at 18:28

    日本にいるみんなで誕生日会 先日、高校時代の友人の誕生日会に参加した。僕は東京のインターナショナルスクール出身なので多くの同級生が海外に行っているため、日本にいる数少ない連中で集まることになった。もちろんみんな就職して立派な社会人として働いている。後輩とご飯に行っても2000円しか出さないことを『威風堂々と宣言』している僕とは大違いだ。 2000円宣言バナシ - トンツカタン森本バナシ 最高の流れ 誕生日である当人を除いた5人でグループラインを作り、なにをプレゼントするかの相談が行われた。 「なにがいいかな?」 「あいつ車好きだからそれ関連とか?」 「じゃあみんなでトミカをプレゼントするってのはどう?笑」 いいぞ。とてもいい流れだ。トミカなら余裕で買える。僕は嬉々として返信した。 「いいねー!!!!!!!!!笑」 「トミカと…」 数日後、グループラインにこのようなメッセージが届いた 「みんなもうプレゼントは買った?ちなみに俺は買ったよ!」 なるほど。プレゼントするトミカの車種がかぶってしまってはよくないのでここで把握しておかなければならない。なにを買ったのか聞くと 「トミカとドローンだよー」 ドローン!?一瞬なにが起きたのかわからなかった。どうやらトミカはあくまでプレゼントのおまけ的な扱いだったらしく、それとは別にメインのプレゼントをあげるという計画だったようだ。危うく『トミカ単品』で乗り込むところだった。…ドローン!? プレゼント選び 非常にまずいことになった。プレゼントの金額で彼らと争うのは無謀すぎる。こうなったらパワーよりもテクニックでなんとかするしかない。なるべく安価でいて喜んでくれそうなものはないかと熟考したがなにも思いつかず。もうあきらめて『トミカの数を増やす』というノーテクニック作戦でいこうと決意しようとしたその瞬間 「待てよ…DVDがあるじゃないか」 ひらめいた。僕たちトンツカタンが10月に発売した単独ライブのDVDをあげればいいじゃないか。早速プレゼント用のDVDを手売り分から持ち出そうとすると 「手元に1枚もない…」 ありがたいことにちょうど手売り分が売り切れて、また新たに調達をお願いしている最中だった。誕生日会までに間に合いそうにない。そこで僕は以前ゾフィー上田さんが「渋谷のタワレコにトンツカタンのDVDが売ってたよー!」と、『様々な角度から僕らのDVDを撮った写真』が大量に送られてきたことを思い出し、渋谷のタワーレコードへと向かった。 相殺 上田さんから送られてきた写真を頼りに渋谷のタワーレコードのお笑いコーナーへ向かうと、無事僕らのDVDを発見した。見つけた瞬間、「売れてなくてよかった」という感情と「売れてないのはダメだろ」という感情がぶつかって相殺し、『完全なる無感情』でDVDを手にとってレジに直行した。 「スヌーピーで…」 レジでお会計をしてもらっている最中、なにげなくパッケージを見ていると、当然のように僕の顔が写っている。 「あれ、これ自分で自分のDVD買ってるってバレるのでは…?」 急に恥ずかしくなった僕は店員さんになるべく顔が見られないように斜め下を向きながら 「あ、あの、ギフトラッピング、お願いします…」 「かしこまりました!こちらクリスマス用のものと、スヌーピーのがありますがどちらにしますか?」 「あ、じゃあ、スヌーピーで…」 おそらく史上初の『ノールックで選ぶ客』に店員さんも戸惑ったことだろう。こうして『レジ通すタイプの万引き犯』みたいな挙動不審っぷりを経て無事プレゼント用のDVDを入手することに成功した。 思いがけぬプレゼント そして誕生日会当日、友人にプレゼントを渡すととても喜んでくれた。 「晋太郎(僕の下の名前)が芸人やってるのは本当に俺の自慢なんだよ。ほら、俺前に料理人やってたでしょ?だから毎週ぐるナイ録画してるんだけど、そこにトンツカタンが出た時ほどうれしかったことはないよ」 むしろこっちがプレゼントをもらったくらいうれしいことを言ってくれた。あと、『料理人としての観点』からゴチ見てるやついたんだ。   みんな忙しいのでたまにしか会えないけど、芸人としてがんばってもっと元気な姿を見せたいなと思った夜だった。   …   ドローン!?

  • 壁手伝いバナシ
    on 2017年12月13日 at 18:44

    三福エンターテイメントという男 三福エンターテイメントというピン芸人をご存じだろうか。僕らが所属するプロダクション人力舎の先輩で、若手内では兄貴的存在として慕われている。現在は自作の壁を使ったネタをしているのだが、日々壁と向き合った結果、最近では先輩後輩問わずその日ライブに出演している芸人をネタに参加させて大爆笑を生み出す自他共に認めるエンターテイナーとなっている。初めは1人か2人だった参加者が、三福さんがどんどんとエスカレートして昨日のライブでついに『12人』になった時の話。 「よし、森本いるな」 昨日行われた『しもきた大旋風』というライブの楽屋に現れた三福さんは、僕を発見するやいなや「よし、森本いるな」とつぶやいた。僕は以前から何度もネタに参加させられているのですぐに「今日も参加させられるのか…」と観念した。一番タチ悪いのが三福さんは『全芸人が自分のネタに出たがっている』と勘違いしているところだ。僕がどんなに嫌な顔をしても「オーケー。そういう演技ね」と言って出番を増やしてくる。最近はこれが『強制イベント』だということを受け入れたので嫌がることはなくなった。 「客席で見てて」 その後僕の相方二人、同じく三福さんのネタ参加経験が豊富な卯月、そして楽屋で僕の近くにいたという『薄すぎる理由』でザ・ギース尾関さん、ウエストランド井口さんが巻き込まれ、舞台上で軽くネタ合わせをすることに。僕らと卯月は何回か経験があるので口頭で説明を受けて終わったが、やはり尾関さんと井口さんは初めての経験で不安が拭いきれないのか 「ちょっと何回か練習しよう」 「森本くん、今からやるから客席で見てて」 一度リハーサルを見させられたあと、「まぁいいんじゃないですかね」と言うと 「いや、もっと表情うまくできると思う」 「動きも合わせましょう」 「森本くん、もう一回やるから客席で見てて」 入念すぎるだろ。それぞれのコンビのネタより気合入れるな。あとなんで僕いつの間にか『壁の新人研修』任されてんだよ。 +4 その後三福さんがネタの流れを説明していると 「ん…待てよ?このままだと人が足りないな」 なんでだよ。すでに8人巻き込んでるのにまだ駒必要なのかよ。こうして運悪く近くにいたマカロンとナイチンゲールダンスが巻き込まれ、12人が参加することになった。 『ありがとうございました打ち上げ花火』 ネタの説明があらかた終わり、ようやく解放されると思ったら三福さんが 「実は今日新ネタの『ありがとうございました打ち上げ花火』を披露しようと思っている。ぜひ見てほしいからちょっと待っててくれ」 なんの承諾も得ないまま僕らは客席で人生初の『ありがとうございました打ち上げ花火待ち』をすることになった。   10分後 「え、これ来るよね?僕たちのこと忘れてないよね?」 不安に駆られながら待っていると、壁セットを持って三福さんが現れた。 「持ってきたぞーハッハッハ!」 まるで『2分も待たせてない』くらいのテンションで壁を組み立て、『ありがとうございました打ち上げ花火セット』が完成した。 そして客席に座る我々に三福さんが 「残念だけど、これは2人しか参加できないんだ」 と、『倍率高くて申し訳ない』というトーンで言ってきた。12人いるけど志願してきたやついないんだよ。 アゴ乗せ こちらの『ありがとうございました打ち上げ花火』、どのようなネタなのかはぜひライブでご覧いただきたい。さわりだけ説明すると、三福さんを中心とした3人がゴム紐にアゴを乗っけるのだが 三福さんのところだけ『アゴ乗せ』が用意されていた。なんで自分だけ急所守ってんだよ。このアゴ乗せ事件にみんなで三福さんに文句を言ったら 「……よし、じゃあ本番よろしく!」 ガン無視しやがった。それ以降、アゴ乗せの話をするとどこかへ行ってしまうようになった。   あの人、そういう壁もすぐ作れるのかよ。   おまけ マカロンとナイチンゲールダンスに熱血指導する三福エンターテイメントさん。

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『トンツカタン』による公式YouTubeチャンネルです。 【DVD】 『トンツカタン単独ライブ「トンツカタンⅡ~さよなら さよなら こんにちは~」』 http://contentsleague.jp/tontsucatan/1940.html 『トンツカタン単独ライブ「トンツカタンI~君の笑顔の為だけに~」』 h…

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プロダクション人力舎所属のトンツカタン森本と吉本興業所属のすがここと鳥山大介がほぼ毎日1時間トークするチャンネルです。 たまに散歩動画をあげたり、色々なゲストの方に来ていただいてトークする内容になっています。イベントなども頻繁に行っておりますので気になった方はイベントの動画もあがってるので是非! お仕事の依頼など…

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